高齢者・障がい者に役立つボランティア
ボランティア活動に取り組みたい人は高齢者や障害者のニーズを知ることが大事なボランティア活動といえます。
「バリアフリーの社会にしよう」という言葉をよく耳にしますが、老人や障害者もなるべく世間との壁に邪魔をされずに快適に暮らしていける世界のことを表しています。
障害がある人は一人での外出は危険がいっぱいあります。
駅の階段や歩道の段差・信号・バスの乗降など、介助者や介助犬の手が必要な場面が多いので出かける機会を制限されてしまい、行きたい場所にもなかなか行けない事が多く残念な思いをしています。
そこで、「移送ボランティア」が活躍しています。
移送ボランティアとは、自宅から目的地までを車で送迎して車の乗降を手伝ったり、移動中の会話などを通してお互いの交流も生まれます。
「移送ボランティア」のお陰で行動範囲も広がるので今まで行きたかった、好きな場所で、買い物や遠くに住む友達や家族にも会いにいけるようになります。
また、視覚障がい者と一緒に街に出かけ、音響式信号機や点字ブロックの使い心地を確認して貰い、改善点があれば関係機関に報告してバリアフリーな街作りを目指しているボランティアもあります。
年をとったり、自分の身体に自由が利かなくなると、気持ちが沈み、外に出る回数も少なくなったり身だしなみにも気を使わなくなってしまいがちです。
気持ちが沈んでしまうと人間は皆、周囲に心を閉ざしてしまう事が良くあります。
そこで「ビューティーケア」というボランティア活動があります。
長期入院中の患者やお年寄りを訪問して手や首、顔面マッサージをしたり、女性には簡単なお化粧をして憂鬱な療養生活に活気を取り戻してもらおうという活動です。
当然基本的な技術や知識を身につけておくことが必要となりますが、相手の嬉しそうな顔をみると頑張ったかいがあったと感じるはずです。
誰だって綺麗になるのは楽しい事ですからね。
マッサージやお化粧などスキンシップをする事でリラックスしてもらい心を解きほぐして障壁となるものを見極めて、現在必要とされている手助けをするのがボランティアです。
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